みなさん、食育という言葉はご存知でしょうか?

一般的に“食育”とは、健康をはぐくむために栄養学を学んだり、食文化を継承したり、マナーを身に付けることと捉えられています。

わたしたちIRODORIは、長年の保育園、小・中・高校、大学、企業での食育の経験から、
一般の食育とは別のオリジナルな食のスタイル“食楽しょくがく”をつくり提唱しています。

 

食を楽しむ?

食楽では、”食の知識を身に付けるための教育” ではなく、”食を楽しむこと” によって“食から生きるチカラを自然にはぐくむこと”を提唱しています。

“食”を楽しむ力は、人生を豊かにします。
豊かな人生を送っている人は、笑顔に溢れ、周りの人を幸せにします。
そして楽しい食事は、消化吸収酵素がたくさん分泌されるため、栄養の吸収率も高まります。
さらに表情や性格にも大きな影響を及ぼします。

食から始まる笑顔の連鎖こそが、私たちが提唱する 1つ目の“食楽” です。

 

食から学ぶ?

食そのものの枠を超えて、様々な学びを、日々の食卓で体験できることこそが、本当の学びであると私たちは考えます。
今晩、食卓に上がった、たった1つの食材・調味料・料理から、様々なことが学べることに気づくはずです。

例えば…

食材の名前を知る・言葉にしてみる 【国語】
人数分に取り分ける【算数】
調理法や栽培について調べてみる 【理科】
原産地の地図を見たり、文化や歴史を調べてみる 【社会】
お箸で半分に割って上手に掴んでみる 【体育(発育)】
色や形を覚える 【美術】
三色栄養について知ることで食べ物への関心を高める 【栄養】

食卓は、なぜ?なに?の宝庫。多くの学びのチャンスが潜んでいます。


そのチャンスを知識や経験、こどもたちの想像力や発想力に変えていくことが、
私たちが提唱するもう一つの“食楽”です。